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  • 2012.12.24 Monday
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本と音楽のこと

玻璃の天

玻璃の天
玻璃の天 北村 薫

上品で切なくて悲しい。
「街の灯」の続編。昭和初期の東京が舞台となっています。
これから戦争に向かっていくだろう勢いと景気、そしてどこかにほの暗く、ひやっとした感じ。
その中で生活しているお嬢様の英子さんとお抱え運転手のベッキーさんが身の回りでおきている事件を解決するミステリーです。
当時の情景が描かれていてタイムスリップしたような気になります。
主人公の華やかな生活の中に、今作は前作よりも戦争の気配がひたひたと忍び寄ってくるような気がする。クロケットのエピソードとか、他愛なくて無邪気で可愛いお嬢様らしい日常と遊びの中にも当時の時代が戦争に向かっての景気のよさを感じます。
でもそれは、英子も何処か感じているのでしょう。

表題作の「玻璃の天」ではベッキーさんの過去に触れられていましたが、彼女のリンとした聡明さがわかったような気がしました。
この先彼らはどう歩いていくのだろう。この先大きな戦争の流れに巻き込まれて、もっと《私》を出す事が出来なくなる時代になっていくのだと思う。
英子が「わたし達が進めるのは前だけよ。なぜ、こんなことになったのか。このことを胸に刻んで、生きていくしかないのだわ」と最後に言う。
多分この先何度も繰り返し思い返すのだろう。
この先向かう過去の歴史を知るだけにそう思うのです。
  • 2007.10.23 Tuesday
  • 11:06

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  • 2012.12.24 Monday
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こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
  • 藍色
  • 2010/07/20 11:42 AM
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昭和初期の帝都を舞台に、 令嬢と女性運転手が不思議に挑むベッキーさんシリーズ第二弾。 犬猿の仲の両家手打ちの場で起きた絵画消失の謎を...
  • 粋な提案
  • 2010/07/20 11:37 AM